◆◆◆ 主催者ご挨拶 ◆◆◆

2004年4月19日(月)よういくひの日キャンペーンイベント「パパに聞きたいこと」Stage2を無事に終了することができました。ご来場者のみなさま、スタッフのみなさま、協賛企業のみなさまの暖かい応援に感謝いたします。本当にありがとうございました。

養育費実態調査ステージ1の昨年は民事執行法の改正案が可決され、私も国会で参考人発言させていただいたり、養育費実態調査「僕らには親が別れても愛される権利がある」(右写真)をまとめ、実りのある活動ができたと思います。そしてステージ2である今年の4月19日を迎えるにあたって、私は自分自身の問題にも向き合い16年間支払われなかった長女と7年間支払われなかった長男の養育費を調停による話し合いによって確保し、親子関係修復に向けてはじめの一歩がスタートしました。
養育費強制執行マニュアルイベント当日には、その道のりを綴った「自分でデキル養育費強制執行マニュアル」(ひつじ書房刊)(左写真)が発売になりました。また多くの人に音楽を通してこの問題を知ってもらうために、新川てるえ作詞、こんのひとみ作曲の「パパに聞きたいこと」という楽曲が誕生しました。年内にはソニーミュージックからミニアルバムとして発売される予定です。

 

NPO法人Winkがお届けした養育費の日キャンペーンイベントのステージ2は予定していた来場者数を上回る人数で盛況に終わりました。終了後にも沢山の来場者の方からメールをいただき、いいイベントだったと高い評価をいただけたことにスタッフ一同喜びを感じています。
 今年は「間接強制」がさらに検討され、法律改正が進む予定です。子ども達の権利を守るためにステージ3に向けさらに頑張りますのでみなさん応援してください。

特定非営利活動法人ウインク理事長新川てるえ

◆◆◆ イベント内容報告◆◆◆

今年のイベント「パパに聞きたいこと」は第一部では新川てるえ、こんのひとみさん、榊原富士子さん(弁護士)松井計さん(作家)によるトークショーを、二部では歌手の坂田おさむさんとこんのひとみさんの応援ライブをお届けしました。

養育費が2割の子ども達しか受けられていない現状を伝え、問題は「払わないけしからん親がいる」という簡単なことではなく、払いたくても拒否されて払えない親がいたり、会いたくてもあわせてもらえないからと払わない親がいたり、別れた相手に自分のお金を使われるのが嫌だという思いから払わないでとことん逃げる親がいたり、さまざまな問題があることを伝えました。
理由のすべてが大人たちの勝手な都合で子どもの権利であるはずなのに子どもの気持ちは無視されている現状、養育費も面接交流も子どもの権利であり、大人の都合でとりあげてはいけないということを出演者のさまざまな経験から会場に伝えられました。
 また、「養育費は母子家庭の問題でしょ?」という認識を持っている人達に、払わないことを、受け取らないことを容認している社会の問題でもあるということを感じていただけたらという思いが上手に伝えられていたらいいなと思いました。


 

後半のライブでは坂田おさむさんがシングルマザーに贈る応援歌として「ママの結婚」を含む全7曲を熱唱。こんのひとみさんのライブでは会場のみなさんからのメッセージに即興で曲をつけて歌ってくれるサービスもあり、新曲「パパに聞きたいこと」では沢山の人が歌に共感し会場を出るときに泣きながら「素敵なイベントでした」と伝えてくれました。
 当事者の方から「養育費の不払い調停中なのですが、私も相手への憎しみが強くて、子どもの権利だということを忘れていたような気がします。今日、参加して本当によかったと思いました」というお声かけをいただき、意図していることをきちんと受け止めてもらえたことに喜びとイベントの成功を感じました。

 
新川てるえ 
NPO法人Wink理事長
榊原富士子 
弁護士
こんのひとみ 
ミュージシャン
1964年 東京都葛飾区生まれ。千葉県柏市育ち。10代でアイドルグループのメンバーとして芸能界にデビュー。その後、2度の結婚、離婚経験を生かし97年12月にインターネット上でシングルマザーのための情報サイト「母子家庭共和国」を主宰。シングルマザーコメンテーター・家族問題カウンセラーとして雑誌、テレビなどに多数出演。2002年家庭問題に悩んでいる女性の自立支援のためのNPO法人Winkを設立。現在は「子どもの健全育成のために大人世代の責任の全う」を理念に活動を展開中。インターネットメディアのコンテンツプロデューサーとしても活躍中。 榊原富士子(さかきばら ふじこ)京都大学法学部卒業し弁護士として活躍中。東京弁護士会 両性の平等に関する委員会委員。離婚、親子、相続など家事事件を中心に手がける。夫婦別姓、婚外子の相続分、住民票や
戸籍の婚外子の続柄などの裁判を担当。著書「楽しくやろう夫婦別姓」明石書店「結婚とパートナー関係」ミネルヴァ書房、他多数。ホームページ「Gender and Law」では女性に関係の深い最新判例等を搭載
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二人の男の子の母親。シンガーソングライターで、エッセイスト。1995年春、活動開始。普通の歌好きの主婦が、自分の子供の為に、自作の子守唄を作った。それを、少しずつ、人前で披露していく内に、色々な人と出会う。そして、ライブ活動を始め、CD発売、そして、本の発売へ。その中で「出前ライブ」を始め、全国に。代表曲は「パパとあなたの影ぼうし」「保健室」など。2004年新川てるえ作詞 こんのひとみ作曲「パパに聞きたいこと」を発売予定。
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松井 計
作家
坂田おさむ  
ミュージシャン
1958年7月5日生。大学卒業後、英語講師、古書店店主などの職を経て、執筆生活に入る。松井永人の筆名にて戦争シミュレーション小説を多数発表するが、2001年ベストセラーとなった「ホームレス作家」(幻冬舎)の発表を機に筆名を本名に戻し、現在に至る。
他の著書に、「ホームレス失格」(幻冬舎)、子供向けに共生社会について語った絵本「『生きる』ってなんだろう」(実業之日本社)など多数。尚、「『生きる』ってなんだろう」は、本年度の「人権教育プログラム(学校教育編)」(東京都教育委員会発行)に一部抜粋掲載され、広く教員の教育資料として使われることになった。
(社)日本文藝家協会会員、NPO法人・面接交流の会理事長。

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1985年から8年間、NHK「おかあさんといっしょ」7代目、歌のお兄さんとして活躍(最長記録)。番組卒業後も、「どんな色がすき」「にじむこうに」「公園にいきましょう」「シアワセ」「タンポポ団にはいろう!」等、数々の楽曲を提供し「おかあさんといっしょ」人気の歌ベスト10では、おさむ作品が常に上位を占めている。2002年には、NHK「みんなのうた」にシングルマザ−と娘の愛情をテ−マにした「ママの結婚」を提供し話題となる。1999年、2000年、2002年とタイ・バンコクで現地に住む日本人向けコンサ−トを行うなど、海外でも活動を行っている。2004年1月にはニュ−アルバム「タンポポ団にはいろう!」全16曲入りをリリ−ス。
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