+++ 主催者ご挨拶 +++

2005年4月17日よういくひの日キャンペーンイベント「パパに聞きたいこと」Stage2を無事に終了することができました。ご来場者のみなさま、スタッフのみなさま本当にありがとうございました。
イベントが無事、盛況に終わりましたことをここにご報告いたします。
ご協賛いただきました企業様の厚いご支援に感謝いたします。
ご後援いただきました各関連団体様のご協力に感謝いたします。
NPO法人Wink「離婚後の親子関係修復のための10年計画」に基づいて、また来年も4月に継続してこのイベントを開催いたしますので引き続きご支援いただけましたら幸いです。
来場者数 54名

特定非営利活動法人ウインク理事長新川てるえ


◆◆◆後援・協賛ありがとうございました。◆◆◆
◆◆◆ 後援 ◆◆◆
厚生労働省
柏市教育委員会
フレンドリーデーインターナショナル
ファザーズウェブサイト(離婚後に子どもに会えない親の会)
NPO法人しんぐるまざぁずふぉーらむ
ハンド・イン・ハンドの会
NPO法人面接交流の会
◆◆◆ 協賛 ◆◆◆
資生堂
エルコープ柏センター
◆◆◆ 協力 ◆◆◆
保育園ピンポンパン・ポンキーキッズ・ロンパールーム

+++ イベント内容報告 +++

■ 第一部 面接交渉実態調査報告 新川てるえ
4月19日をよういくひの日と決めて毎年、この時期に「養育費問題を通して離婚後の親子関係のあり方について考えましょう」という提案を行なってきています。
今年は3年目、私達の10年計画ではステージ2になりました。

一昨年からの活動は「支援者の啓発」ということで各地で開催されるセミナーや講演会をとおして養育費は子どもの権利であり守られなくてはならない愛情の証でもあるということを支援者に向けて啓発活動を続けてきました。ステージ1の活動ではこれまで養育費は離婚家庭の生活費という捉え方をされてきたものが徐々に「子どもの権利」と気がついてもらうことができたのではないかと思っています。

そして今年からステージ2です。「当事者の啓発」
離婚により夫婦関係は終わるけれどそこから新しい親としての関係をわが子のために築いていくことの必要性を親としての責任の全うとして当事者に伝えていけたらと考えています。

本年度は一昨年に引き続き実態調査をおこなって書籍出版をいたしました。
新刊です。「面接交渉実態調査・パパ、ママ離婚してもあえるよね?」
離婚後の良好な親子関係を考えたときに子どもの権利として両輪にあると思われる面接交渉についての当事者意見をアンケートして報告書としてまとめました。


*** アンケート報告より抜粋 ***
■ アンケート回答数 343件について
養育費問題に比べるとアンケート総数は少なくなりました。養育親側の面接交渉に対する消極的な気持ちの表れだったような気がします。
■ 面接交渉をしている 不定期だがおこなっている 43.8パーセント
思ったより数値が高かったのは回答者はこの問題に向き合っている人たちだったからこそと思われます。
■ 養育費との関係 受け取っている 全額ではないが受け取っている 6割以上
やはり養育費の支払いと面接交渉は法的には関係ないといっても当事者間では払うからあわせる、払わないからあわせないということになっていることを感じました。
■ 自由記述 面接における現状の問題点
面接が取り決めをしたにも関わらずきちんと履行されないのはあわせない養育親側だけの問題ではなく、あいたがらない別居親がいたりお互いの考えの相違や、子どもの教育問題など親としての様々な都合があることが非常に良く読みとれる内容になっています。

■ 本年度実施したカインドリボンサービスについて
最後に当事者が求める支援策として第三者の面接における仲介サービスが意見としていくつかあがっていました。
本年度、NPO法人Winkでは離婚後の親子交流の仲介サービス「カインドリボンサービス」のサービス化への検証を行ないました。守秘義務があるので個別の事例はお話しできませんが2件の事例を担当しました。
どちらも親の意固地な気持ちがじゃまをして冷静に子どものためを考えられない状態にカウンセラーとして関わる人間の力量を強くもとめられる事業であると感じています。
サービス化していくにあたってはやはり離婚に向き合うときに親としての関係を築いていく覚悟ができているということが条件にあるような気がしています。


■ 第2部 「パパに聞きたいことトークステージ」
こんのひとみ 新川てるえ

離婚家庭で育ったこんのひとみさんの経験談や活動を通して15年ぶりに父親に再会した娘の気持ちなどを語るウインク理事長新川てるえとのトークショー。会場からは離婚後に子どもに会えない父親からの意見や葛藤しながら面接を続けてきたお母さんの意見などもあがり、さまざまな角度からの思いを参加者全員で考えることができました。

■ 第3部 こんのひとみミニコンサート
新川てるえ作詞、こんのひとみ作曲の「パパに聞きたいこと」の他、数曲、心温まるミニコンサートを最後にイベントは幕をとじました。


+++ イベント収支報告 +++
4月19日よういくひの日「パパに聞きたいこと」キャンペーンイベント収支最終報告書
科 目 項 目 収 入 支 出 備 考
売上 チケット売上 19,000 1000×19席
チケット売上 2,000 500×4席
寄付・協賛金 110,400
書籍売上 33,600 新刊20冊、強制執行マニュアル1冊
いくひーちゃんTシャツ売上 3,000

支出 会場費(会場使用料) 28,350
会場費(付帯設備使用料) 15,330
制作費 50,000
駐車場代 1,400
舞台横断幕 8,500
女性センターポスターちらし送付 12,000 送料(メール便)
書籍仕入れ分 23,520
・雑費
 ポスター 1,500
 チラシ紙代 1,800 女性センター20×47箇所 福祉窓口 会員 イベント時配布
 はがき 2,300 過去イベントご参加者(メールなし)
 文具 2,000 ガムテープ、クリップ、ひも等
 ビデオテープ、カセットテープ 1,554 当日記録用
 ステージドリンク 763
スタッフ託児費 9,555
合計 168,000 158,572

+++ 当日アンケートより参加者意見 +++

一番大切なものが何なのか悩みすぎて立ち往生してしまった娘と来ました。
何となく解決をしないまま過ぎる日々の中で「では、これからどうするのか?」という具体的なテーマでお話を聞くことができ、良い場があったことに感謝します。
自分ひとりではないという実感も得られ積極的に一歩踏み出すきっかけになると思いました。
こんのひとみさんの母子家庭で育った過程をうかがいながら思わず涙がでました。何も隠さずにそのままを真実として語れるというのは尊いことですね。きっと今日の生き方に自信ができたからこそ、あんなにも明るく語れるのかと思いました。(中略)
何か力強い風が身体の中に湧いてくるようでした。ありがとうございました。(40代 女性)

会場で聞いた父親、母親の立場からの意見にとても考えさせられました。いずれも切実な思いだなぁと。新川さんがおっしゃるように双方が権利を主張しあうというよりはどんな新しい親子関係をもてるのかという先に何か解決方法が見つかるのかなと感じました。今日はありがとうございました。(30代 女性)

子どもに会わせてもらえない男親の気持ち。15年ぶりに父親にあった子どもの気持ち。父親との面接を続けさせていた母親の気持ち、様々な立場の人の気持ちを聞くことができました。この様々な気持ちを持つ人たちの意見を吐き出す、ぶつけ合う場が必要なのではという思いになりました。(30代 男性)

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